2016年11月13日日曜日

45回目〇 2016年10月28日

*片側のブロック注射で耳鳴り音が変化
今回は、治療の日に運よく?耳鳴りが増強していたので、まさにブロック注射頼みの気分で診療所に向かいました。
経過報告の最後に「実は・・・今日、ちょっとうるさいです」と言うと、
「今日うるさいですか、わかりました。頑張って・・・(うるさいのを)取ります」とF先生の気合の入った声。
前回と同じくしっかり上を向き、体はできるだけ脱力です。(難しい!)

まず左からでしたが、私の脱力が不十分なのかもしれませんが、あまりいいところに入っていいないと仰り・・・
「気持ちいい、フワ~っとした感じがしないでしょう?」と聞かれ、
確かにそれはなく、というか私の場合、これまでそういう感覚になったことがありません。
頭がフワ~っとした感じになる方が多いそうなのです。
それで、2度やり直されたのですが、2度目はフワ~っというより、ズーンと響くような感覚がきました。これがないと効き目が薄いのだとか。

右のブロックに移る前に、しばらく仰向けのままお休み。先生はお隣の患者さまの治療です。
その間に、うるさかった耳鳴りの音の高さが顕著に高くなり細くなりました!
たぶん、治療中に変化をはっきり感じ取ったのは初めてだと思います。
それくらい、先生のブロック注射の効き目も上がっているということなのかもしれません。

お隣の治療が終わって、先生が「ノドに違和感はないですか?」と聞かれましたが、全くなし。
音が変化し、高くなって楽になりましたと言うと、右をやるとまた変わると思いますよ、とのことで、期待しながら、無痛の注射を受けました。


*合格レベルをほぼ維持して2週間
右の注射のあとは、左のように顕著な変化は残念ながらありませんでした。
ただ治療後は、来院前の鬱陶しさから解放され、いつもの耳鳴り減少状態に感じられ、助かった!という気持ち。本当にホッとしました。

深夜、音が増強してきたので、おそらくリバウンドだろうと思い、翌日以降が楽になる可能性を感じながら、ブロックの効果か非常に眠くなりその日はぐっすり寝ることができました。
この眠りはいつものことながら、睡眠薬とは比べ物にならない熟眠ができます(睡眠薬は最近どうしても神経が立ってしょうがない時に処方の半分、月に1~2回使用)。
老化を体感し始めた私にとって、体調維持にとてもありがたい効果です。

翌朝は、いつも通りの耳鳴りでしたが、日中からあとは気にしないでいられ、概ねそのまま毎日維持しました。前回より成績良好です。
ここ数回の耳鳴りは、総合的に増強減少の振れ幅は以前より小さくなってきています。
そして治療後の消失といっていいくらいの減少状態の爽快感は最高なので、
それがこの治療をやめづらい大きな理由の一つになっています。
しかもその状態の時は、顎を動かすと頭の中を占拠するもう一つの耳鳴りの塊の強さも、2割程度ですが小さくなってくれることが多いです。
こちらも期待していなかっただけに、かなり嬉しい出来事です。

そういう状況のため、一時的のようで、一時的でない効果の持続を実感しつつ、維持あるいは更なる減少に望みを託しています。
どこまで受け入れていただけるか・・・。
治療を受け入れて下さっているF先生と、予約のみならず腱引きのことなどきめ細かい情報を下さる医療秘書のAさんに心から感謝しています。