2016年1月29日金曜日

14回目〇 2016年1月22日

*ブロック注射後の耳鳴り半減時間が延びる
 前回のブロック後、3日間耳鳴り増強の日が続き、そのあと小さくなる日があったことをF先生に報告。似たような経過の方が他にもいらっしゃるとのことでした。
 寒さが厳しくなっているので、そんなことも関係あるのかもしれず、また生活状況も影響するので、これが日常との戦いということなのでしょう。
 ブロック注射は右1%、左2%。


 今回はブロック後の耳鳴り半減は同じでしたが、持続時間がいつも4~5時間だったものが、6~7時間に延びました。当日の半減時間が延びたのは初めてです。何かしら良い変化があると嬉しいものです。
 ただ、翌日翌々日はリバウンドのようで、前回と同じく増強でした。
 そして、久しぶりに3日目に耳鳴り半減以下の合格ラインの日が来ました。
終日ほぼ気にせず過ごすことができ非常に爽快でした。前日と大違いです。
 翌日まではもたず、また通常の大きさになってしまいましたが、寒さが関係ありなのかと思いきや、寒さは相変わらずですから、そんな中で少しずつ注射の効果が出ているのではないかと思います。


*効果ありに◎印
 治療の回数がだんだん増えてきました。毎回違う反応がありますが、中でもそれまで体験していないはっきりした改善があった回には、印象に残るよう◎印を、そこそこいい感じだった時は〇を入れることにしました。
 自分でも何回目に何があったか思い出しやすいので。どんどん増えたらいいなと思います。

今回は右手くるぶしへの注射

*昨秋以来右手2度目の注射
 前回関節内注射をしていただき翌日完治した左手小指はすこぶる快調です。
 それで今回は、左と同時に痛みを感じていた右手くるぶしの痛みを診察していただきました。
 くるぶしそのものが軽く押すと痛みがあり、手を回旋させるとさらにくるぶし含め一帯の筋が痛みます。
 F先生によれば触っていたければ表面、触って痛くない場合は中に炎症があるのだそう。触って痛みがあったので、表面に薬を撒くように注射しますとのことで、お任せしました。
もし、痛みがひかなければ中に注射することになるようです。
ちなみに、6日経って7割痛みがとれたというところでしょうか。微妙です。
ほどなくよくなるのか、やはり中への注射が必要なのかはわかりません。
もうしばらく様子を見た方がよさそうな感触です。


*手のトラブルが増え始める
 悔しいことですが、近年手のトラブルが目立ちます。
 一昨年は左手親指の重症のばね指(バネ状態を通り越し、第一関節が30度も曲げられない状態になった)。昨年春に右手親指も発症。そして秋にTFCCでした。
 ばね指は、当時F先生を存知あげなかったので、友人の紹介で手の外科の先生のところで注射で治療していただきましたが、やはり腱鞘内注射はけっこう痛いものでした。もちろん完治させて下さったので大変感謝しているのですが、痛みに関しては3秒くらいの注射でしたから耐えられましたが、あれが10秒超えたら相当きついという感じでした。
もちろん手術を覚悟していたので痛いくらい我慢するのは当然です。
 が、やはり注射は痛くないにこしたことはありません。
 それより、その治った左親指が最近、時折付け根に鈍痛を感じたりし始めており、いや~な気配。寒さのせいもあるかもしれません。昔の古傷が痛むというやつです。
 しかし、体調も3年前より現在の方が安定してきており、不眠症もほぼ解消したので思い切り活動したいという時に、予期せぬ手のトラブルは痛手です。
 なんとかこのトラブルの連鎖を食い止めたいのですが・・・。微妙なのでとりあえずこれももうしばらく様子見です。

 このブログは上頚神経節ブロック注射による耳鳴り治療の経過を書いていますが、F先生はブロック注射のみならず、関節内注射や腱鞘内注射などを難しい箇所でも痛みなく安全にできるという大変高度な技術をお持ちなので、それに関係する治療の状況もご報告しています。手の故障で日常生活に支障をきたす方は少なくないと思いますので、ご参考になればと思います。
 

2016年1月22日金曜日

関節内注射で翌日完治…左手小指

*左手小指付け根を捻って傷める
  昨年末、うかつにも左手小指付け根を外側に捻ってしまい、それ以来使うたびに少しづつ痛みが増しており、休ませて様子をみたりしていました。
 しかし職業柄手を使うので、どうしても支障が出てしまいます。
 それでF先生が悪くならないうちに治療した方がいいですよと言って下さり、診て頂きました。
指の開き具合などを調べながら、関節内に問題がありそうだとのことで、関節内注射をして下さいました。
  私は勝手に靭帯を傷めたかと思っていたのですが、関節内に注射することで、関節内だけでなく靭帯にも薬液が浸透するそうで、効果的だとのことでした。
  注射は手の甲側の小指付け根の関節からでした。手の平側かと思っていたのでちょっと意外。
ここからの注射は初めてです。

 昨年10月のTFCCの治療で無痛の関節注射を経験済みですので、心配は全くありません。こんな小指の小さな関節にどうやって注射するんだろう?と思っていると、関節のわずかな隙間から予想通り痛むことなく、先生は慎重に針を入れ、麻酔を入れて少し時間をおき、それから薬剤の入り具合を確かめながら時間をかけて注射して下さいました。
 やっぱり先生の注射は凄い!、と毎回必ず内心で感心してしまいます。


*翌日完治‼︎
 打っていただいた日は痛みがありましたが、翌日には痛みが完全に消失。
押して痛かったところも痛くなくなり、動かしても思い切り使ってもなんともありません。
即効で治りました!やはり早めの対処が大事だと実感しました。
 この1~2年手のトラブルが増え始めました。やはり老化なのでしょう。
自分でもケアを以前より意識していかなくてはなりません。
 実は同時にもう1箇所、右手くるぶしの関節も年末の家事などで痛めており、かなり嫌な状態なので、次回治療をお願いすることに決めました。

 痛くない注射で、しかも1回で治るのは非常に大きなメリットですし、先生は薬剤の副作用や使用量について精通しておられます。(日常損傷病学のサイトで、ステロイドの使用法について詳しく書かれています。)そして常に安全性に最大の注意を払っていらっしゃいます。
 湿布や塗り薬で気長に治るのを待っていられない、あるいは全然よくならない方、手を使う仕事をする方など、バネ指なども含め、早く根治させたい方にはお薦めです。



2016年1月21日木曜日

13回目 2016年1月15日

*先週の耳鳴り一瞬消失を期待
 「耳鳴り治療の長い旅に出ておりますが・・・」と仰るF先生に、前回の注射の帰り道に短時間ながら耳鳴りがない状態だったことをご報告すると、それは嬉しい!と言って下さり、短くても消えることがあるということは、可能性を秘めているということなので、(治療の)方向はあっていると思いますとのことでした。
可能性を秘めているという言葉に再度勇気付けられました。
右1%、左2%変わらずのブロック注射です。


*反動?
 残念!今回は期待した直後の耳鳴り消失はなく、半減状態で4~5時間もったかどうかというところでした。新年開始早々幸先のよいスタートだと思ったのに、なかなか順調にいかないものです。
 おまけに、そのあとリバウンドなのかわかりませんが、珍しく耳鳴りの増強が3日間ほど続きました。治療開始以来初めてくらいかもしれません。
 久しぶりにわずらわしさ倍増でかなり不快。消失状態を体験しただけに余計です。なんでなんだ~?という気分になりました。こんなこともあるんだなぁと我慢です。
 そうしたら、ようやく昨日(水曜)になり、倍増した分が小さくなって、むしろ通常聞こえているレベルより少し小さいくらいになってくれました。合格レベルに近い状態です・・・安堵。
半減とはいきませんが、4割減くらいにはなったでしょうか。緊張高めの仕事状況にも関わらずだったので助かりましたが、今日は朝からまた通常レベルです。
 我慢のレベルが、ほぼ常時我慢でないレベルになれれば最高なのですが・・・。
 とにかく積み重ねます。
 

2016年1月15日金曜日

12回目◎ 2016年1月7日

*明るい報告と耳鳴り治療の継続
 お正月を挟んでの経過報告で、耳鳴りについては、1週間を超えたところで少し増強があったこと以外は大きな変化はなかったこと、と同時に、年末2回の注射の効果で不眠症からほぼ脱却できたことをF先生にお礼を申し上げると、「それは凄い!生活の質が上がりますね」と大変喜んで下さいました。
 本当にありがたいことでした。5時間半~6時間ですが、精神的に相当楽です。
 やはり続けてよかったとつくづく思います。
 耳鳴りはまだまだの感じですが、治療は継続、去年に引き続き、右1%、左2%のブロック注射をしていただきました。


*注射直後初めて耳鳴り消失!
 診療所を出てしばらく歩くのですが、その時いつも耳鳴りの状態を確かめるのが習慣になっています。
 今回初めて、耳鳴りがない!という状態でした。耳鳴りを探しても聞こえないのです。
 街中の騒音(それほどうるさい場所ではない)にまぎれて1割程度あったかどうかわかりませんが、私としては耳鳴り無し!
 やった!余計なものが耳の中で鳴っていない爽快さ、なんと12年ぶりです!!
残念ながら、耳の奥の耳鳴りは、少し小さくなっている程度でした。でも顎を変に動かさなければ引っ込んでいるから大丈夫。
 持続時間は結局2~3時間程度だったでしょうか。
 たぶん薬の効いている時間帯ということだったのでしょう。
 それでもやはり嬉しかったです。いつもは耳鳴り半減状態で鳴り続けているわけで、前進です。
 
 それ以降は4~5時間後に半減程度の耳鳴りが聞こえ始め、夜中過ぎにリバウンドが始まってしまいました。一旦通常より強くなります。翌日もリバウンドしたままの感じで、2日後から少し小さくなり、通常の状態です。
耳鳴り半減日は来ず、それはちょっと残念でしたが、日中外出時の耳鳴りのわずらわしさはましになりつつあります。
朝晩や静かな部屋では相変わらずですが、入浴すると少し小さくなったりして、総じて年末年始よりは小幅の増減でした。

しかし、一瞬でも消えたというのは、消えることを大きく期待していなかった私にとっては、年明け早々幸先良い出来事です。



2016年1月6日水曜日

不眠症大きく改善◎

謹賀新年 
暖かなお正月でした。
今年1年が穏やかで明るい年でありますようにと願うばかりです。

 さて、前回の注射から10日以上たちました。
 昨年10月半ばと比べて変化したことを、今回の経過も含めて振り返ります。

*中途覚醒克服
 前々回の注射で睡眠にものすごく効いたのをきっかけにして、弾みがついたというか中途覚醒の日が減り、前回12月25日以降、就寝中に目覚めた回数は0か1回となり、もはや中途覚醒ではなくなりました。

 治療初回の時点では、私が一番に挙げた症状は不眠症(中途覚醒)でした。
 ブロック注射後は、しばらくすると毎回必ず眠気がくるので、それを大事に睡眠につなげるようにしていましたが、ストレスもあり行きつ戻りつでした。
 治療を初めてから、睡眠日誌というほどではありませんが、トータル何時間眠れ、何時間で目が覚めたか、動悸など気になる症状のメモをとっていました。初期はだいたい6時間の間に平均3回目覚めていました。
 動悸や頻脈は治療開始後まもなく起こらなくなり、不安になることはなくなりました。
 ただ、中途覚醒は良い状態が何日か続いたかと思うと戻ったりして、なかなか持続しません。
 それが、メモを見返すと、12月後半から、まとまって眠れる時間が、4時間半、5時間、5時間半~6時間というように少しずつ伸び、しかも持続しています。
 来週からまたスケジュールが詰まってくるので一抹の心配はありますが、3週間近くよい状態が続いているので、このまま抜け出せそうです。嬉しい!
 
 自分で心掛けたことは結局それほどなく、夕方以降はカフェインを極力取らない、夜中にトイレに起きずに済むよう、水分の取り方に気をつける、夜眠いサイクルができてきたらそれを崩さないようにするという、まぁ当たり前のことですね。
 あとは「快眠メソッド100」(快眠セラピスト 三橋美穂著 かんき出版)という本を見つけ、自分の出来そうなことを幾つか、気の向くままにやったりしていました。具体策がいろいろあって、自己暗示もあるかもしれませんが、効果があったと思います。
 また著者は寝具の専門家でもあるので、自分に合う枕の高さを試行錯誤している私には参考になりました。枕の高さって眠りに影響大です。
 


*1週間に1度のペースの注射の静かな効果を確かめる
 問題はやはり耳鳴りです。
 前回の注射後しばらくしてから、またいつものように耳鳴り音が高くなり半減してくれたのですが、3時間程度しかもちませんでした。
 今回は耳鳴り半減以下の日が来てくれず、全体として2~3割減の多少小さいかな?という状態が数日続きました。
 しかし1週間たった年明けからは耳鳴りの音が増強気味です。日によっては、少し弱めの日もありますが、合格には遠く・・・。キーン+シーのミックス音が三が日通してわずらわしくなっていました。
 思うに1週間たち耳鳴り増強の頃にブロック注射を受けることで、今のような増強を避けられていたのかもしれません。
 私の場合耳鳴り半減は飛び石のような出現の仕方ですが、それ以外では音量というより音の高さ(最近さらに高くなる)、音質(太くなく細い音)の変化で、わずらわしさが減っていたということが、今の状態と比較してわかります。
 治療初期に比べれば変化がある分よしとして、やはり根気よく重ねていくことが大事なようです。
 前回先生が注射のリスクをできるだけ低くしておくことの重要性を話して下さいましたが、やはり安全性があってこそ積み重ねられるものだと改めて思います。そして注射の痛みが非常に少ないことも。
 ちなみに4回目以降不整脈は一度もありませんし、注射直後のふらつきなどもほとんど(ごく軽いのが1回だけ)ありません。
 耳鳴り半減の持続に向けて、治療を続けます。

追記
 1月5日(火)夜になり、耳鳴りが少し小さくなりました。6日現在も三が日のうるささに比べてだいぶおとなしいです。なぜだかわかりませんが、ちょっとほっとしています。